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お母さんとおばあちゃんの味

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スイスの薬局のショーウィンドウはいつも凝っています。



仕事を終えて帰宅してからのひと仕事「夕飯の準備」。
できるだけ早くに献立を考えて、帰宅途中に必要なものだけさささっと買い物をするようにしています。

今日はなぜだか分からないけれど

「卵どんぶり」

が食べたいと思いました。

ちょうど冷蔵庫に小タマネギと卵とショウガがあるなぁ…。

農家で買ったホクホクのジャガイモも3つあるし、それでお味噌汁にしよう!と決めました。

ただ、昆布もいりこも切れていたので帰りに日本食材店に立ち寄って粉末の昆布だしを買いました。
実は粉末のダシを使うのは初めて…。いつもおダシは昆布、いりこ、鰹節を使っていたのですが、あと1週間ちょっとで日本ですし、とりあえずお得に手に入る粉末にしました。
無添加の粉末ダシがあるのはとてもありがたいです。

今日の献立に関連して…1つ目のお話。

小さいときから、私と弟が祖父母の家に行く時に考えること。
それは「おばあちゃんのじゃがいものお味噌汁はとってもおいしいね。たくさん作ってもらおうね。」
今でもそれはかわりません。

筑後川のお水と豊かな土壌で育ったじゃがいも、そして手作りのお味噌と甘いたまねぎが見事に融合する「じゃがいものお味噌汁」。今でも祖父母の家に行ってお味噌汁が余っていると頂かずにはいられません。
それからキラキラ輝く白ご飯。噛むたびに甘みが増すおいしいご飯。
日本で暮らしていた時、同じお米を使っても同じようには炊きあがらないのはお水の違いなのかなぁ…と色々考えたものです。
(あと、おばあちゃんは昔ながらの圧力炊飯器を使うというのも美味しくしてくれる秘訣なのかな。)

でも最近、スイスでも同じようにおいしい「じゃがいものお味噌汁」ができることを発見しました。実は近所の農家 in Zurichで買ったじゃがいもで作るお味噌汁…日本のお味噌汁に負けないくらい美味しく仕上がります。とにかくホクホクしていて、甘みもあって幸せな気分にしてくれる土がついたままで売られるじゃがいもです。

2つ目。
私が小学生の頃はまだまだ「土曜の授業は午前まで。」のカリキュラムでした。
そして土曜の12時半頃に帰りの会を終えて、帰宅…。
母がよく土曜のお昼ご飯につくってくれたのが「卵どんぶり」でした。
時々お出汁が水っぽくって「も~!」って文句言ってたな。でも美味しく出来た時はそれだけで最高の「卵どんぶり」。それは今でも私の好物。

M氏も「美味しい」と言って綺麗に食してくれる「卵どんぶり」。
シンブルだけど、日本の美味しいものがたくさん詰まった1品だな…と思います。

こうして日本食を作ると小さなことだけど、いつも思うことがあります。
以前暮らしていたフランス語圏スイスのお水は今暮らしているチューリッヒ郊外よりずっとミネラル分が多くてあきらかに硬水だったけれど、ここに越してきてからお茶もお米も水道水でおいしくいただけるなぁと思います。
同じ国だけど、水源が違うからお水も異なるんですね。
フランス語圏スイスの街で使っていたお水も(ある程度の浄化はあるけれど)雪解けそのまま…という感じで良かったのですが、とにかくカルキが凄かった…。それに比べると今は全然少ないです。
チューリッヒ州、時には同じ市内でも異なる水源を使っているのですがチューリッヒ市の70%のお水はあの透き通った湖のお水を使っているそうです。(もちろん浄化されますが…)

その昔、チューリッヒ湖の水は汚れていたそうです。
でも「これではいけない」と立ち上がった皆さんの努力で(かなり精度の高いフィルターを入れたそうです。)お水は見事に綺麗になりました。が…当初はあまりにも水が綺麗になりすぎて湖魚が生息できなかったそうな…。

大切な食って、いろいろな憶いや努力が幾重にも重なっているからこそ、明日もまた元気で頑張れるエネルギーを与えてくれるんだなぁ。お水の管理人さん、農家の皆さん、今日もありがとう。

あっ…明日の夕食、何にしよう…。

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