波乱  -  2007.09.15.Sat / 05:47 
同じヨーク中心地にあるとあるビルディングソサエティーN社(プライベートの金融公庫のようなもので預貯金も行う住宅ローン中心の金融業)の前には朝8時から人の行列。
そして営業時間を過ぎても人、人、人…行列。軽く数百メートル…。

昨日、メディアはこの企業が英国の中央銀行に更なる借り入れを申し入れたというニュースを報じました。

これが発端となって、この企業は波乱の中。
行列をつくった人達のほとんどは高齢者。この人達はビルディングソサエティーの高い貯金利率に惹かれて貯金をしています。
しかしながら、メディアの過剰な報道により銀行の前に行列をつくり、全資金を引き上げる…という行動に出ています。
それは単純にニュースを見た預金者達が「自分の資金がなくなる!」と思ったから。

この光景は日本でもありましたね…。

過剰反応は更なる金融不安を引き起こします。
破産する必要のない銀行まで、破産に巻き込んでしまいます。
金融機関が破綻する理由には消費者の過剰反応による預金引き上げも挙げられます。

私の勤務する銀行はこの会社の目と鼻の先。
おかげさまで…と言っては波乱の中にあるこの企業には失礼ですが、この混乱のおかげで私の勤務する銀行は新しい資金の受け入れに大忙し。
高額の小切手を持った方々の新たな口座開設に追われています。

今回の混乱、これからまた一波乱イギリスの金融に何か引き起こしそうな予感です。

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