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Fat Duck

日曜ランチは随分と遠出になりましたが、兼ねてから行きたかったミシュラン3つ星&2007年度「世界のベストレストラン50の第2位」に輝いているレストラン「FAT DUCK」(ファットダック)へ行ってきました。

午前7時半に自宅を出発、一路イギリス南部へと車を走らせます。
(でも車で4時間なんて序の口…。このレストランには世界各国から自家用ジェットを飛ばしてお客様がやってくるのだそうです。)

レストランのあるBray Villageはとってもとっても小さな村なのですが、小さな湖のようなテムズ河畔がありその河畔を囲むように高級ビラが立ち並んでいます。

人口もきっと数百人程度の街だとは思うのですが、この小さな村には“2つ”もミシュラン3つ星レストランがあります。

以前からこのレストランのシェフは料理の研究が他の料理家達とは異なるスタイルであることから注目を浴びていましたが、実際にレストランでその研究の成果を目の当たりにしてその凄さに感動しました。

その凄い料理…とは…「科学的調理法」と呼ばれています。

水の蒸留、液体窒素を使った調理…などなど目の前でまるでマジック!?を演出してくれているかのような手さばきでミルミルうちにおいしい料理が創りだされます。

fatduck2.jpg



今回私達が注文したのはTasting Menuというコース(£115=27,000円)。
レストランの美味しいところを万遍なく楽しめる12品コース(前菜の数を入れるとそれ以上になります)になっていて、その創造性と完璧な計算された味のハーモニーにレストラン中が感嘆の声と笑顔でいっぱいになります。

その中で「Sound of the Ocean」という料理があるのですが、大きな巻貝の中に小さなi-podとイアホンが入れられてテーブルに出されます。

実はイアホンから「海の波の音と海鳥の鳴き声」が聞こえてきて、その音を聞きながら運ばれて来る「日本から取り寄せられた海藻、ジャコ」などを日本酒を加えて創られたと思われる海の泡をイメージしたソースと砂浜をイメージした口の中でとろける粉末(海藻や魚のおいしいところを凝縮)そして「牡蠣」を組み合わせた料理を頂きます。

この他にもデザートならぬ「朝食」をイメージした料理は卵の殻を割ると中からは全く違った液体が…。そしてこの液体を液体窒素で調理。
すると…までバターのようなでもベーコンの香りが詰まったパンケーキの付け合わせに変身!

ウィスキーのグミは世界の5大ウィスキーを使ってつくられ、1つ1つが地図の入った写真立てに飾られ、1つを食べるごとに特別に選ばれた「水」をいただきます。
この「水」が凄いのなんのって…。
飲んだ瞬間に口の中のウィスキーの味をきれいに落としてくれるんです。
そのおかげで10年以上に渡って熟成されたウィスキーのグミを食べても全然味が交わらず1つ1つをおいしくいただけます。

もうこのレストランの食事は「言葉で表現できない」領域です。
写真をとってもその素晴らしさは伝わらない…という感じ。

結局、前菜から食後の「玉露茶」(これが完璧な温度で出され、お茶の旨味がよくでています)まで…ランチにかけた時間は「4時間半」

シャンパンのアペリティーボからはじまり、非常に香り高く味わいの深いニュージーランド産のピノノアール(私はエスカルゴと鳩肉をお魚に替えていただいたので強すぎないワインにしました)を1本空け…合計2人で…

£380=90,000円なり…

予約は数ヶ月待ちです。
そして1品の研究に4~5ヶ月かかるため、メニューの変更はゆっくりですがそれくらいゆっくりの方が経済的にはありがたいです…。

そうそう、とっても驚いたことが1つ。
このレストランで使われているフランス産の食器…。
何種類か違う食器が使われていますが、その中でよく使われた種類の食器は実は我が家と同じ物。自分が一番気に入って買ったものがこのレストランと同じもの…ということにとても感激です。

fatduck3.jpg

これはほんのはじまり…。これで舌の感覚を目覚めさせます。


10月に行われる有名なイタリアワインのテイスティング会に行きたい…のですがちょうどインド渡航のため行けないのが残念。

次に目指すはこのFat Duckをおさえ、堂々の第1位に輝いたレストラン「El Bulli」で食するためにスペイン行きを予定中。

fatduck1.jpg

レストランの前にて。目印は頭上の3つの飾り。


「感想は…」なんて言える状態ではありません(笑)。
5感(味覚、嗅覚、聴覚、触覚、視覚)をフルに使って頂く食事はきっとこれが初めてだと思います。
「幸せ」なのではなく、「生きている」ことのありがたさ、地球のどこかで「生きている」をことを実感させられる体験でした。
「美味しい」の言葉では語り尽くせない食です。


レストラン&シェフの情報は↓のサイトをご覧ください。
http://www.fatduck.co.uk/

シェフの料理案(日本語での情報)

Comment

Bambina Marinka says... "hotaruさんへ"
アメリカからも自家用ジェットでやってくるそうですよ…このレストランには…。
絶妙なタイミングで料理が出され、絶妙な量なものだからまた凄い…と思わされます。
なぜだか分かりませんが、また行きたい…と思うところですv-410
2007.09.06 21:17 | URL | #- [edit]
Bambina Marinka says... "山の寿さんへ"
あっという間の4時間でした。
気分的には2時間くらいだったのですが…。
お誘い…というか「働き者」さんは注目の場所に行くのが好きなので、いつも知らない間に「○○予約しといたから…」という感じです。

そうそう、このレストランでも日本酒が使われています。かなり厳選されたものだと予想されます。
やまとがわ…という名前がでていましたよ。
2007.09.06 21:12 | URL | #- [edit]
hotaru says... ""
すごい~いってみたい~、これはアメリカ人の舌ではわからないかもしれないですね~でもいってみたいですー。これ体験したら、変なものばっかにお金無駄にしてきたな~、と思えそう。4時間かぁ~。。ながい、やっぱ払うだけあるんだね~。。
2007.09.06 05:45 | URL | #- [edit]
山の寿 says... ""
4時間半・・。ディナー並の時間ですね。
でも、その時間があっという間に過ぎてしまいそう。
そのお店は働き者さんからのお誘いですか??
お二人とも忙しい日々の中二人の時間を大切に使われているところがすごくいいなぁ・・と思っていつも見てます(笑)
2007.09.06 01:25 | URL | #- [edit]
Bambina Marinka says... "ayakoworldさんへ"
とても貴重なランチになりました!
日常を一生懸命生きているから、こんな瞬間があってもいいですよね~。
またこのレストランに行きたい…とすでに次回のチャンスをうかがっているところです。
2007.09.05 18:53 | URL | #- [edit]
ayakoworld says... ""
すごぉぉぉぉいっ!!!
としか言いようがありません・・・
とっても贅沢な時間ですね☆きっとそれだけの価値があるんでしょうね。
そんなに評価の高いレストラン・・・自分で体験してみたいものです。
そんなに素敵なレストランの食器と同じものを選ばれたbambinaさんのセンスの良さに脱帽です☆
2007.09.05 02:53 | URL | #- [edit]
Bambina Marinka says... "chiekoさんへ"
私達も早食いですよ~(笑)
途中で私達より早くコースを始めていたお客様を追い越しましたし…。おいしい料理だと2人とも無口になって、1人の世界にひたって味わうものですから食べるのが早くなってしまいます(笑)
2007.09.04 22:02 | URL | #- [edit]
Bambina Marinka says... "tomoさんへ"
ミシュラン3つ星クラス、世界のレストラン評論でトップに輝くレストランはとにかく世界中からお客様が集まってきますね。運が良ければそうした有名人に遭遇できるかも!?
2007.09.04 21:59 | URL | #- [edit]
chieko says... ""
4時間もかけて行って、ランチに4時間半ってすごくないです!?
そんなに時間をかけてゆっくり食べれるのがうらやましい!!
私も彼氏も早食いなもんで・・・。
2007.09.04 11:25 | URL | #- [edit]
tomo says... ""
車で4時間にもびっくりしたけど、上には上がいるんですね。自家用ジェットなんて・・・
五感で味わう食事。とても興味あるけど、
お値段、すごいですね!ビックリしました(笑)
2007.09.04 08:45 | URL | #JpeoxNaA [edit]

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