テヘラン滞在日記(1)  -  2006.07.19.Wed / 04:37 
7月のとある水曜日

スイスの自宅を後にして、一路テヘランへ。

陸路
自宅前→Vevey駅:バスにて
Vevey駅→ジュネーブ空港:電車にて

空路
ジュネーブ空港→パリ・シャルル・ド・ゴール空港
シャルル・ド・ゴール空港→イラン・テヘランMehr Abad国際空港

今回の渡航については事前にビジネスビザ入国を申請するつもりで準備をしていたが、短期滞在のため現地で発行してもらえる観光ビザで入国することにした。

私たちは在日イラン大使館と在伊イラン大使館へ問い合わせをして、現地で発行される観光ビザの期限を聞いたのだが「1週間」との回答をもらった。

今回はAir France便で行ったのだが、テヘランの空港到着1時間前ともなれば、機内中の女性達がソワソワし始めた。
でもスカーフをかぶるわけでもなく…、洋服を着替えるわけでもなく…。
実は彼女達、一斉に機内のあちこちで「お化粧」を始めたのだ。それもかなり念入りに…。

現地へ行ったら納得できるが、テヘランの女性達はとにかく「お洒落」である。お化粧も美しい仕上がりであるし、スカーフ選びや体のラインを隠さなければならない服装ではあっても、かなりギリギリのところで色やデザインなどの組み合わせを上手くしている。

さて、テヘランのMehr Abad国際空港は古いが、もう1つのImam Khomeini国際空港はとっても新しい。
古い方のMehr Abad空港のターミナルに入ると、すぐの場所にビザ発給の小さなオフィスがある。
天井のサインを見落とすと、気づかずに通り過ぎてしまいそうになる。
私たちの前には体の大きな男性がビザの発給を申請していた。
そしてその後に私たち。
今回の宿泊先と出国スケジュールをプリントアウトした紙を見せると、ビザ申請用紙を渡してくれる。
それに必要事項を記入し、再びその紙を受付の人に渡すと今度はビザ申請費用の約40米ドル(1人あたり/これは為替変動で変わる)を反対側のカウンターで支払うように別の紙を渡される。

費用をおさめたら領収書を持って、再びビザ担当者の所へ。
それを渡したら次は名前を呼ばれるまでロビーで待つことになる。

実はこの日、私たちのすぐ後からビザ申請に来た男性が観光ビザの期限のことでビザ担当者とかなりもめていた。
この男性、ギリシャ在住の日本国籍の方だったのだが、彼曰く「アテネのイラン大使館に問い合わせをしたら滞在期限は“2週間”と言われた。なのになぜここでは1週間になっているのか。法律が変わったばかりで末端まで話が伝わっていないのではないか?」ということだった。

結局、ビザ担当者が入国管理官の所まで確認に行ったようだが、滞在期限が1週間というのはひっくり返らなかった。
その男性は2週間後の飛行機しかとっていないらしいが、その後どうしているのだろう…。

結局午後8時半に空港に到着したのに、空港を出たのは午後10時半頃だった。
私たちは別に何の問題もなくビザを発給してもらえたし、しかも必要書類に含まれている証明写真を忘れたのだが、今回は写真なしでも申請を受理してくれた。

ビザ発給については何らいろいろ言う事はないのだが、問題はその後…。入国審査…。到着便のご一行さまはとっくの昔に通過していたので、ビザ待ちだった私たち4人は入国審査官の気まぐれ対応にかなり待たされることになってしまった。
暇なくせに、入国審査をしてくれない!30分くらい待ってようやく審査を始めるが、人のパスポートを片手にしながらプライベート電話で長話を始めるではないか!
私はここがイスラム教国であることさえも気にしない態度で、審査官に注意を促した…(あぁいいのかな…とちょっぴり怖かったが)

入国審査のあとは、X線での荷物検査がある。これは基本的にお酒の持ち込みをチェックするものらしい。中にはペットボトルにお酒を入れ替える人がいるらしく、怪しいときにはペットボトルの中身も検査されるとか。

空港を出ると宿泊ホテルの男性が迎えに来てくれていた。
空港を一歩出ると、それはそれは賑やかな夜のテヘランの姿が目に飛び込んで来た。
昼間の暑さが厳しい地域ではよく見かける光景だが、夜になると人出が増えて、街中の芝生に集まってピクニックをしたり、歓談にふける人達がたくさん…。ここテヘランの空港近辺も同じである。
美しく着飾った、彫りの深い顔立ちの女性達の姿には非常に目を惹かれた。たくさんの車列からは車を運転する女性の姿が多かった。

お迎えの車…なんと普通車のリムジンだった。
普通車のリムジンとは…なんと説明したらよいのだろう…。
なんだか自分達で溶接・塗装していそうな車だったなぁ。

宿泊したホテルはどうやら外国のビジネス関係者を対象に宿泊させている所のようで到着するとすぐに「which company?」と聞かれる。
部屋はキッチン付きの2部屋タイプ。こじんまりしているが、きれいに手入れされているし、冷房もしっかり効いてくれる。

到着は午後11時だったので、急いでホテルにあるインド料理店で夕食をとったのだが、レストランに行ったらすぐに度肝を抜かれた。
お店は満席、しかも女性陣の華やかさがすごい!!!
色鮮やかな洋服やスカーフを身にまとい、足の先から頭の先まで本当にお洒落だったのだ。
しかも現地の彼女達より、外人の私の方が肌を隠しているのには驚いた…。

この日いただいた夕食はどうやらテヘラン市内でもかなり有名なおいしいインド料理店であることは後ほど知ったのだが、本当においしかった。

移動続きの私たちは、イスラムの週末(木・金)の夜は疲れた体を休めるために、夕食後すぐに床につくことにした。

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コメントありがとうございます。
日本だと絶対にあり得ない!!!ということ、海外では逆にそれが当たり前〜なんていうこともたくさんあって、面白いです。
いつも遊びに来てくださってありがとうございます!

★ From Marinka
2006.07.22.Sat / 11:13 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

コメントありがとうございます。
そうですか、イスタンブールから陸路で入られたのですね。
イランは他民族国家だと言われますが、周辺の国々の地理関係を見ると本当にそうだな〜と感じますね。
Zammaさんのお話もまた楽しみにしています!

★ From Marinka
2006.07.22.Sat / 11:10 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

こんばんは!!
 お久しぶりです^^
 仕事中にプライベート電話とは、凄いですね><
 でも、またされてる、ほうからすれば、「早く===」って感じで、いいたくなりますよね^^
 毎回 旅の話を楽しみにしてます!!
 また遊びに来ますんでよろしくお願いします!
 ぽちっと!!

★ From ユナイテッド
2006.07.21.Fri / 11:54 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

テヘランですか〜
イスタンブールからオンボロバスを乗り継いで行ったことがあります。
途中、何度もタイヤがパンクして、その度に路上で寒さに震えたような・・・懐かしい。
それにしても、入国検査での一幕、昔も今も変わらないんですね〜
また、楽しい旅のエピソード、期待しています!

★ From zamma
2006.07.19.Wed / 04:09 / [ EDIT ] / PAGE TOP△

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