Fat Duck -
2007.09.04.Tue / 06:49
日曜ランチは随分と遠出になりましたが、兼ねてから行きたかったミシュラン3つ星&2007年度「世界のベストレストラン50の第2位」に輝いているレストラン「FAT DUCK」(ファットダック)へ行ってきました。
午前7時半に自宅を出発、一路イギリス南部へと車を走らせます。
(でも車で4時間なんて序の口…。このレストランには世界各国から自家用ジェットを飛ばしてお客様がやってくるのだそうです。)
レストランのあるBray Villageはとってもとっても小さな村なのですが、小さな湖のようなテムズ河畔がありその河畔を囲むように高級ビラが立ち並んでいます。
人口もきっと数百人程度の街だとは思うのですが、この小さな村には“2つ”もミシュラン3つ星レストランがあります。
以前からこのレストランのシェフは料理の研究が他の料理家達とは異なるスタイルであることから注目を浴びていましたが、実際にレストランでその研究の成果を目の当たりにしてその凄さに感動しました。
その凄い料理…とは…「科学的調理法」と呼ばれています。
水の蒸留、液体窒素を使った調理…などなど目の前でまるでマジック!?を演出してくれているかのような手さばきでミルミルうちにおいしい料理が創りだされます。

今回私達が注文したのはTasting Menuというコース(£115=27,000円)。
レストランの美味しいところを万遍なく楽しめる12品コース(前菜の数を入れるとそれ以上になります)になっていて、その創造性と完璧な計算された味のハーモニーにレストラン中が感嘆の声と笑顔でいっぱいになります。
その中で「Sound of the Ocean」という料理があるのですが、大きな巻貝の中に小さなi-podとイアホンが入れられてテーブルに出されます。
実はイアホンから「海の波の音と海鳥の鳴き声」が聞こえてきて、その音を聞きながら運ばれて来る「日本から取り寄せられた海藻、ジャコ」などを日本酒を加えて創られたと思われる海の泡をイメージしたソースと砂浜をイメージした口の中でとろける粉末(海藻や魚のおいしいところを凝縮)そして「牡蠣」を組み合わせた料理を頂きます。
この他にもデザートならぬ「朝食」をイメージした料理は卵の殻を割ると中からは全く違った液体が…。そしてこの液体を液体窒素で調理。
すると…までバターのようなでもベーコンの香りが詰まったパンケーキの付け合わせに変身!
ウィスキーのグミは世界の5大ウィスキーを使ってつくられ、1つ1つが地図の入った写真立てに飾られ、1つを食べるごとに特別に選ばれた「水」をいただきます。
この「水」が凄いのなんのって…。
飲んだ瞬間に口の中のウィスキーの味をきれいに落としてくれるんです。
そのおかげで10年以上に渡って熟成されたウィスキーのグミを食べても全然味が交わらず1つ1つをおいしくいただけます。
もうこのレストランの食事は「言葉で表現できない」領域です。
写真をとってもその素晴らしさは伝わらない…という感じ。
結局、前菜から食後の「玉露茶」(これが完璧な温度で出され、お茶の旨味がよくでています)まで…ランチにかけた時間は「4時間半」
シャンパンのアペリティーボからはじまり、非常に香り高く味わいの深いニュージーランド産のピノノアール(私はエスカルゴと鳩肉をお魚に替えていただいたので強すぎないワインにしました)を1本空け…合計2人で…
£380=90,000円なり…
予約は数ヶ月待ちです。
そして1品の研究に4〜5ヶ月かかるため、メニューの変更はゆっくりですがそれくらいゆっくりの方が経済的にはありがたいです…。
そうそう、とっても驚いたことが1つ。
このレストランで使われているフランス産の食器…。
何種類か違う食器が使われていますが、その中でよく使われた種類の食器は実は我が家と同じ物。自分が一番気に入って買ったものがこのレストランと同じもの…ということにとても感激です。

これはほんのはじまり…。これで舌の感覚を目覚めさせます。
10月に行われる有名なイタリアワインのテイスティング会に行きたい…のですがちょうどインド渡航のため行けないのが残念。
次に目指すはこのFat Duckをおさえ、堂々の第1位に輝いたレストラン「El Bulli」で食するためにスペイン行きを予定中。

レストランの前にて。目印は頭上の3つの飾り。
「感想は…」なんて言える状態ではありません(笑)。
5感(味覚、嗅覚、聴覚、触覚、視覚)をフルに使って頂く食事はきっとこれが初めてだと思います。
「幸せ」なのではなく、「生きている」ことのありがたさ、地球のどこかで「生きている」をことを実感させられる体験でした。
「美味しい」の言葉では語り尽くせない食です。
レストラン&シェフの情報は↓のサイトをご覧ください。
http://www.fatduck.co.uk/
シェフの料理案(日本語での情報)
午前7時半に自宅を出発、一路イギリス南部へと車を走らせます。
(でも車で4時間なんて序の口…。このレストランには世界各国から自家用ジェットを飛ばしてお客様がやってくるのだそうです。)
レストランのあるBray Villageはとってもとっても小さな村なのですが、小さな湖のようなテムズ河畔がありその河畔を囲むように高級ビラが立ち並んでいます。
人口もきっと数百人程度の街だとは思うのですが、この小さな村には“2つ”もミシュラン3つ星レストランがあります。
以前からこのレストランのシェフは料理の研究が他の料理家達とは異なるスタイルであることから注目を浴びていましたが、実際にレストランでその研究の成果を目の当たりにしてその凄さに感動しました。
その凄い料理…とは…「科学的調理法」と呼ばれています。
水の蒸留、液体窒素を使った調理…などなど目の前でまるでマジック!?を演出してくれているかのような手さばきでミルミルうちにおいしい料理が創りだされます。

今回私達が注文したのはTasting Menuというコース(£115=27,000円)。
レストランの美味しいところを万遍なく楽しめる12品コース(前菜の数を入れるとそれ以上になります)になっていて、その創造性と完璧な計算された味のハーモニーにレストラン中が感嘆の声と笑顔でいっぱいになります。
その中で「Sound of the Ocean」という料理があるのですが、大きな巻貝の中に小さなi-podとイアホンが入れられてテーブルに出されます。
実はイアホンから「海の波の音と海鳥の鳴き声」が聞こえてきて、その音を聞きながら運ばれて来る「日本から取り寄せられた海藻、ジャコ」などを日本酒を加えて創られたと思われる海の泡をイメージしたソースと砂浜をイメージした口の中でとろける粉末(海藻や魚のおいしいところを凝縮)そして「牡蠣」を組み合わせた料理を頂きます。
この他にもデザートならぬ「朝食」をイメージした料理は卵の殻を割ると中からは全く違った液体が…。そしてこの液体を液体窒素で調理。
すると…までバターのようなでもベーコンの香りが詰まったパンケーキの付け合わせに変身!
ウィスキーのグミは世界の5大ウィスキーを使ってつくられ、1つ1つが地図の入った写真立てに飾られ、1つを食べるごとに特別に選ばれた「水」をいただきます。
この「水」が凄いのなんのって…。
飲んだ瞬間に口の中のウィスキーの味をきれいに落としてくれるんです。
そのおかげで10年以上に渡って熟成されたウィスキーのグミを食べても全然味が交わらず1つ1つをおいしくいただけます。
もうこのレストランの食事は「言葉で表現できない」領域です。
写真をとってもその素晴らしさは伝わらない…という感じ。
結局、前菜から食後の「玉露茶」(これが完璧な温度で出され、お茶の旨味がよくでています)まで…ランチにかけた時間は「4時間半」
シャンパンのアペリティーボからはじまり、非常に香り高く味わいの深いニュージーランド産のピノノアール(私はエスカルゴと鳩肉をお魚に替えていただいたので強すぎないワインにしました)を1本空け…合計2人で…
£380=90,000円なり…
予約は数ヶ月待ちです。
そして1品の研究に4〜5ヶ月かかるため、メニューの変更はゆっくりですがそれくらいゆっくりの方が経済的にはありがたいです…。
そうそう、とっても驚いたことが1つ。
このレストランで使われているフランス産の食器…。
何種類か違う食器が使われていますが、その中でよく使われた種類の食器は実は我が家と同じ物。自分が一番気に入って買ったものがこのレストランと同じもの…ということにとても感激です。

これはほんのはじまり…。これで舌の感覚を目覚めさせます。
10月に行われる有名なイタリアワインのテイスティング会に行きたい…のですがちょうどインド渡航のため行けないのが残念。
次に目指すはこのFat Duckをおさえ、堂々の第1位に輝いたレストラン「El Bulli」で食するためにスペイン行きを予定中。

レストランの前にて。目印は頭上の3つの飾り。
「感想は…」なんて言える状態ではありません(笑)。
5感(味覚、嗅覚、聴覚、触覚、視覚)をフルに使って頂く食事はきっとこれが初めてだと思います。
「幸せ」なのではなく、「生きている」ことのありがたさ、地球のどこかで「生きている」をことを実感させられる体験でした。
「美味しい」の言葉では語り尽くせない食です。
http://www.fatduck.co.uk/
シェフの料理案(日本語での情報)



